10/20~21に国内教養講座「食とワインに触れる2日間」で岡山県新見市を訪問しました。今回の企画は、この秋から開始したAMC101の新企画「国内教養講座」の第1回目。7名のお客様にご参加頂きました。

【スケジュール】 | |
1日目 | 岡山駅(10時発)=新見・MSファーム(見学&チョウザメ・キャビアについての解説) =アーリーモーニング(アフタヌーンティーの昼食と農園見学や講師による紅茶にまつわるお話) =高梁・和味の宿 ラ・フォーレ吹屋【泊】 |
2日目 | 宿(8時30分頃発)=満奇洞(鍾乳洞クアオルトウォーキング) =domaine tetta(昼食&ワイン オーナー高橋さんのお話)= 新見観光協会お土産売り場(休憩&お買物)=岡山駅(17時頃着) |
【1日目】10月20日(火)
岡山駅を貸し切りバスで出発し、まずはチョウザメの養殖・キャビアの生産をされているMSファームさん、午後からは、紅茶研究家の宮本英治さんがされているEarly Moriningさんでアフタヌーンティーの昼食と農園見学をしました。宿泊は、今回の企画で唯一、新見市ではなく、高梁市にあるラ・フォーレ吹屋さんでした。
MSファーム
MSファームさんでは、チョウザメの養殖やキャビアの生産にかかわるスタッフの方より、養殖業を始められた経緯、チョウザメの種類や養殖について、キャビア生産について、海外産との違いについてなど興味深いお話をいただきました。見た目は少し怖そうなチョウザメですが、実はとっても臆病な性格なのだとか。ベビー(赤ちゃん)チョウザメは、自宅に飼いたいほどのかわいらしさでした。
チョウザメの説明 質問もたくさんでました エサやりにチャレンジ!!
アーリーモーニング
アーリーモーニングさんでは、アフタヌーンティーの昼食をいただきました。オーナーの宮本さんからは、食事中もアフタヌーンティーの歴史、食材の意味、銀のカトラリーの話など非常に興味深い話をたくさんしていただきました。宮本さんの紅茶愛溢れるためになるお話と美味しいアフタヌーンティーと紅茶、素敵な空間で、帰る頃には、普段は「コーヒー派」のお客様も含め、皆さんすっかり「紅茶ファン」になっていました。
アフタヌーンティー 紅茶研究家の宮本さん 宮本さんの農園でパシャリ 温かい雰囲気のお店 様々なテイストの紅茶
ラ・フォーレ吹屋
ラ・フォーレ吹屋さんに宿泊しました。隣接する吹屋小学校を模して造られたとのことで、どこか懐かしい雰囲気を感じる建物でした。夕食には、「千屋牛」も頂き、夕食後は、ロビーエリアでプチ懇親会。AMC101代表アンバサダーの松元さんを中心に、皆さんの海外経験や留学経験などの話で盛り上がりました。
ラ・フォーレ吹屋 夕食後の懇親会の様子
【2日目】10月21日(水)
2日目は、新見の人気鍾乳洞、満奇洞でガイドさんと一緒にクアオルトウォーキングと、素敵なワイナリーDomaine tettaさんで昼食とワイン、オーナーの高橋竜太さんからのお話をいただきました。
吹屋の街並み
ラ・フォーレ吹屋さんから、徒歩5~10分程のところには、日本三大銅山として銅とベンガラで繁栄を極め、国の「重要伝統的建造物群保存地区」の吹屋の古い街並みがあります。今回のプログラムには、見学の行程は含まれていないので、翌朝、見学に興味のある方は自由散策ででかけました。早朝ということもあり、他に誰もおらず静かな雰囲気の中を朝食前に散策することができました。
朝焼け 吹屋の街並み 旧吹屋小学校の看板
満奇洞 クアオルトウォーキング
歌人与謝野晶子が絶賛した幻想的な鍾乳洞「満奇洞」。県の天然記念物に指定されていて、新見市でも人気の観光スポットをクアオルトウォーキングで訪ねました。クアオルトウォーキングは、個人の体力に合わせた運動リスクの少ないウオーキングで、運動負荷を心拍数(脈拍)の測定でコントロールします。この満奇洞コースは、鍾乳洞特有の環境や周辺の気候や傾斜を利用しているコースで、ゆっくりゆっくりとガイドさんの後を歩きました。鍾乳洞周辺は、紅葉が始まっていて、一足早く秋を感じることもできました。
ガイドさんの説明を聞く様子 満奇洞の中を歩きます 遠くにむかって「ヤッホー」
Domaine tetta
Domaine tettaさんは、店内に一歩入ると、奥にワイン畑が広がる様子が見え、その開放感から、まるで海外のワイナリーにいるのような雰囲気でした。建物、お料理、ワインなど全ての空間がとてもおしゃれだったので、お客様も大感激。今回、コースにワイン3種をつけていただいたのですが、普段お酒を飲まないお客様からも「美味しかった」とお声が出ていました。お料理には、前日訪ねたMSファームさんのフレッシュキャビアも。食後は、オーナーの高橋さんより、ぶどうやワイン作りについてのお話をお伺いしました。工業的なワインの生産ではなく、家庭的な方法でワインを生産されるDomaine tettaさんでは、今年収穫したぶどうで作るワインは、来年以降に飲むことができるそうです。
ワインは美味 ラベルもかわいいワイン オーナー高橋さんのお話 ぶどう畑 高橋さんも一緒に記念撮影
Domaine tettaさんを出発し、新見観光協会のお土産コーナーに立ち寄り、岡山駅へ。道中バスの中では、代表アンバサダーでニュージーランド国立ワイカト大学日本事務所の初代所長の松元さんより、英語ワインポイント講座を開催していただき、「食(味や香り)のを表す表現」や「レストランやホテルで役立つ表現」についてお話がありました。
是非今回の経験を英語でも発信してみてくださいね。
この度、ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた訪問先の皆様、本当にありがとうございました。また、皆様にお目にかかれることを楽しみにしております。(添乗員:須﨑)