2011年4月出発のミドルエイジホームステイに参加。2017年4月にはニュージーランドで行われたワールドマスターズゲームズに出場された亀井順一さんのインタビューです。
1.バスケットボールのワールドマスターズゲームズに参加
4月にオークランドで行われるバスケットボールのワールドマスターズゲームズに参加されると伺いました。すごいですね。
僕自身がバスケットボールをやっていたのは高校時代までなのですが、37年ほど前に、先輩に頼まれてママさんバスケットボールチームのコーチを始めたのです。コーチを始めて10年くらいたったときに、ママさんバスケットボールの全国大会の中で40歳以上のシニアの部門ができました。そこで、県内のチームの40歳以上の方に声をかけて「FINE」というチームを作り、そのチームで全国大会に出場するようになりました。
この「FINE」というチームのメンバーは、現在は50代から60代のメンバーで、毎週日曜日に練習を続けていますが、年々体力的にきつくなり「いつまで続けられるかな?」という話が出てくることも。そんな時、70代、80代のカナダの元バスケットボール選手の方がワールドマスターズゲームズに出場して楽しそうにゲームをされているのをテレビで観たことを思い出しました。
2017年の開催がニュージーランドだというのが自分の経験したニュージーランドでのミドルエイジホームステイと繋がって、「思い出に参加してみませんか」と皆さんに声をかけたら16名が参加することになりました。
海外の大会に行くのに16名も集まったのですね!みなさん亀井さんが一緒に行かれるなら安心と思われているのではないですか。
確かに僕は英語ができると思われているようですが、実は英語が苦手だからニュージーランドのホームステイにも行くことにしたんですよ。英会話学校に行ってもお金ばかり使ってなかなかものにならなくて、「習うより慣れよ」かなと思って退職後にチャレンジしてみました。今も日常会話くらいはなんとかなると思っていますが、大事な手続きで間違えると困るので、オーストラリアにいる娘夫婦にもニュージーランドに通訳として来てもらうことにしています(笑)。
娘さんは、オーストラリアに住んでいらっしゃるのですね。
在職中は、青少年の健全育成事業に関わっていて、その中の国際交流事業で大阪府の青年をオーストラリアやインドネシアに引率していったことがあります。その時にホームステイでお世話になったファミリーのところに家族で遊びに行ったり、姪がオーストラリアで結婚して住んでいたこともあって、娘にとってオーストラリアはわりと身近な外国でした。娘もこの国際交流事業でニュージーランドでのホームステイを経験した後、オーストラリアに住んでいた姪のところに居候しながら英会話学校に通い、ワーキングホリデービザをとってオーストラリアで働いていました。外国に一人で行き、日本人以外の人とルームシェアをしながら生活するって結構大変なことじゃないかと思うのですが、娘にはオーストラリアの水があったようです。最後はシドニー市内にあるかなり大きなお店のサブマネージャーの仕事を任されていました。 その仕事で知り合った香港人の男性と結婚し、今はオーストラリアでの子育てに奮闘しています。
年に一度は会いに行っていますが、娘がいると日本語で通訳してくれるし、彼と話すときには英語ですがかなりゆっくり話してくれるので、娘夫婦のところに行くことで英語が上達するわけではないですね(笑)