第17回 小坂富美子さん 「英語で”大人の会話”ができるようになりたかった」 | アクティブミドルクラブ101

第17回 小坂富美子さん 「英語で”大人の会話”ができるようになりたかった」

第17回 小坂富美子さん素敵なシニアインタビュー

2013年4月に「ミドルエイジからのホームステイ&英語研修」に参加。その後も英会話サークルで英語の勉強を継続していましたが単語だけではなく文章で会話ができるようになりたいという思いから2度目の参加を決意した小坂富美子さんのインタビューです。

1.今行かないともう行けないかもしれない

今回の参加は2013 4月の4週間コースに続いて2回目でしたね。

1回目の参加が楽しかったので、帰国後その年の秋のコースにも参加しようと思っていました。しかし都合がつかなくなり、しばらくチャンスがありませんでした。今回、ちょうど行けるタイミングだったので「今行かないともう行けないかもしれない」という思いもあり、体力に少し不安はありましたが申し込みました。

今回は6週間コースにご参加いただきました。6週間は長いと思いませんでしたか?

いいえ。わたしは長い方がいいと思っていました。もし、3週間コースしかなかったら申し込んでいなかったと思います。最初に参加したときに、観光や午後のアクティビティは体験していたので、今度は現地の人と交流できる時間がほしいと思っていました。ですから6週間コースの4週目以降、午後が基本フリータイムになる生活を楽しみにしていました。

3週間を過ぎてから、英語の授業も他の留学生たちに混じってのクラスに変わりましたが、授業のほうはどうでしたか?

後半のクラスは、学生の入れ替わりがあるので、常時8-9人くらいの人数で、日本人はわたしと同じ6週間コースの方と、別の日本人の方で3人でした。前半の3週間と違って日本人シニア向けに特化したクラスではないので、文法やリスニング、英作文もしていました。長期で来ている学生さんも勉強しているクラスに突然入るので最初はとまどいましたが、ペアワークなどもたくさんあって楽しかったです。「ニュージーランドの英語の授業はこんな風にやるんだ」と観察しながら参加していました。先生はいつも少し早めに教室に来てくださっていたので、わたしは授業の前に、宿題の疑問点や前日にわからなかったことを質問するようにしていました。英語に英語で聞くためには、どうやって質問したらいいかを考えなければならなかったので、それもわたしにとってはいい勉強でした。

自分から英語で質問しに行くのは、勇気のいることではなかったですか?

そんなことはないです。わたしは英語を教えてもらいにわざわざニュージーランドまで行っているんだから、恥は考えませんでした。だから、質問するのに躊躇することはなかったです。それに、わたしがわからないことを質問することで、先生も日本人シニアはこういうところが理解しにくいんだ、ということがわかるのではと図々しくも思っていました。

なるほど!前向きですね。宿題はホストファミリーと一緒にされていたのですか?

いいえ、自分でやっていました。5年前に参加したときには、ホストファミリーに何かを聞いてくる宿題が多かったので、ホストファミリーに質問に答えてもらいながら宿題していましたが、今回はホストファミリーとの会話を促進するようなものではなく個人で取り組むものでした。1人で机に向かって取り組むことが多かったです。ただ、他のクラスにいた方たちは宿題の出され方も違ったかもしれないので、人それぞれではないかと思います。

第17回 小坂富美子さんインタビュー
英語で「大人の会話」に挑戦したい