新型コロナウイルスの影響で自由に海外渡航ができない状況になり、1年と少しが経った2021年4月。
昨年よりアクティブミドルクラブ101主催の国内で国内英語講座にご参加頂き、現在も英語学習を愉しみながら続けていらっしゃる田中三穂子さんにインタビューしました。
1.自分に目標がほしかった
元々は、大学で英語を専攻していましたが、就職・結婚・子育てと全く英語と関係のない生活を送っていました。子育てが終わり、「何か自分に目標がほしい」と思い、これまで、なかなか行くことのできなかった海外旅行に行くために、5年程前より英語学習を始めました。最初は、全くわからず落ち込みましたが、休みがながらも継続しました。3年程前、娘と旅行へ行った先で、予約していたツアーバスの迎えが来ず困ったことがありました。あまり観光客がいないような場所で、地元のドラッグストアで電話を借り、事前に聞いていたツアー会社に連絡し、何とか対応をしたことがありました。この苦労した経験から、「この先、旅行へ行った時に、英語ができなければ、とんでもないことになってしまう。」と思い、奮起しました。
もう一つの「きっかけ」としては、帰国後、ラジオ講座を真剣に聞き始めたのと、友人から誘われ、近くで英会話に通い始めたことです。英会話では、フリートーク形式で政治や経済について皆さんが流暢な英語で話されていたので、驚きましたが、友人と「辞めたら終わりだよね」と励ましながら、継続することに。話している内容を聞きたいので、1日1つずつニュースを聞くようにしました。
2.旅行で不自由がないように始めた英会話
海外を自由に旅行するのがモチベーションだった
英語でのコミュニケーションにも少し自信が持てるようになったので、ここ数年は、日々の学習の甲斐もあり、海外へ一人で出かけ、現地ツアーに参加し、宿泊のドミトリーで、海外の方と交流することを楽しく感じていました。一人で海外に行き、自由に旅行をすることが英語を勉強する目的・モチベーションでした。
しかし、昨年から、新型コロナウィルスの影響で海外旅行へ行くことができなくなってしまい、英語の勉強は継続しているものの、すっかりモチベーションが下がってしまいました。
3.国内英語講座に参加 ~新たな出会いと目標~
ちょうどモチベーションがどん底の頃に、11月の国内英語講座の案内を見つけて参加しました。講座で一緒になったニュージーランド(以下NZ)留学を経験したOB・OGの方から、同窓会を今でもやっているという話を聞き、帰国してからも、仲間がいるのがいいな、と思いました。また、実際に留学した方とお話を伺う中で、行った方々の輝きは、やはり素晴らしいと感じました。
私の場合、もし、自分が何もしなければ、OBやOGの方のような風に明るく過ごすことはできないと思いました。先輩たちから刺激を受けることができたことが、この国内英語講座の良いところだと思いました。また、その時に、NZでとても良い経験をされた話を聞いたので、NZに少し興味を持ち始めました。
4.遂に見つけた新たな目標
私は、それまでは、NZのことを、ほとんど知らなかったので、2020年11月に参加した講座終了後に、まず、ノートを購入し、NZのことをインターネットで調べ、集めた情報をまとめ始めました。調べれば調べるほど、NZのことが大好きになってきて、色々と調べるうちに、NZ国立ワイカト大学にたどり着きました。すぐに、留学の条件を確認し、“自分の行きたいところはここだ!”と思いました。それからは、留学中や留学後に行きたい場所をチェックし、ノートに書き出し、夢をいっぱい詰め込んでいます。情報を書き留めたノートは、今では、80頁以上になりました。
ただ、今は、コロナの影響でNZ留学へ行くことができないのと、まだ自信がないので、この期間で海外へ行くための準備がしっかりできるからラッキーだ、と逆転の発想で、考えています。