AMC101でおなじみの「ミドルエイジからのホームステイ&英語研修 in NZ」。参加を検討されている上で、ホームステイについて「イメージがわかない」と不安をお持ちの方も多いようです。そこで、実際に2014年4月・2023年5月にこのプログラムに参加された伊ヶ崎征一さんに、現地でのホームステイの体験と成功させる秘訣についてお伺いしました。
日常との違いが面白い
私は、日本とNZの生活の違いに興味がありました。ホームステイをする上で現地でも、やはり驚くことがありました。
まず、食後の皿洗いの違いに驚きました。最初に、水の中で食器の汚れを落とし、次に洗剤をいれたお湯の中に食器を入れ、リンスをしないでそのまま食器を置くのです。私のホームステイ先だけなのかと思い、「ミドルエイジからのホームステイ&英語研修 in NZ」に参加している他のメンバーにも聞いてみたのですが、皆、同じようにしていると言っていました。この習慣は英国からつたわってきたようなのですが、生活を共にする上で他にも色々と驚くことがありました。このようなちょっとした日本との違いを体験できる点がホームステイの面白いところだと思っています。
今回(2023年5月)のホームステイ先は、仕事を持つ50代くらいのご夫婦と14歳の息子さんの3人家族の家庭でした。毎日学校までは、バスを使用していたのですが、お宅が(キウイフルーツで有名な)ゼスプリ社の近くにあり、毎日その看板を目印にバスを下りていたので、迷うこともなかったです。とてもNZらしい目印でした。
また、日曜日出かけた時などは、日本だと外で野球かサッカーをやっているじゃないですか、NZは、ラグビーなんですよ。この光景を見て、「あ~NZだな~」と思いました。
話に聞くのとやっぱり自分で直接見るのは違うんです。
ホームステイ期間中は家族の一員
私は、ホームステイをするときは、「その期間は家族の一員になること」が大切だと思っていて、そういう気持ちで参加しました。(過去に参加したことのある)「セブ個人留学」は、レッスンが終わり自室に戻ると、ホテルにいるのと同じで、外国語を話すこともなく、自分だけの時間です。それは、それで、リラックスできて良いと思います。一方、ホームステイは、朝起きたときから夜寝るまで、ファミリーと一緒なので、「家族の一員になること」を意識し、積極的にコニュニケーションを取ることが重要になってきます。
今回、私の滞在中にたまたま、ホームステイ先のご夫婦お二人の出張が重なるタイミングがありました。その時は、私の孫と同じ歳の息子さんと二人で料理をしたり、お話をしたりと結構親しく過ごしました。また、彼が合気道をしていたので、ホストマザーと一緒に彼を迎えに行き、NZで合気道を見ることができました。
私は、元々柔道をやっていたので、非常に懐かしく感じ、そのことについても色々と話をしました。スーパーに買い物に行った時は、NZの生活あどんなものかと非常に興味深かったです。
ある時、ホストがクライストチャーチにいるご家族(80代のホストのお父さん)に電話を繋ぎ、私を「家族の一員」として紹介してくれたことがありました。私は、ホストと馬が合ったのだと思いますが、これも「家族の一員になる」という考え方が良かったのかと思います。